皆様、サウナに入ってて、体に赤い斑模様のようなものが体に出てきたことありませんか?
初めて見た時「火傷かな?」「熱かな?」身体の危険信号と捉えてしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか!?実は全然危険ではなく、出てきていいものなのです。
今回は、この身体の赤みについてお話しします。この記事を見れば、友達とサウナに行った際にちょっぴり物知り感を出すことができます。
真っ赤な斑点「あまみ」の正体
サウナ入浴後にできる、真っ赤な斑点。
これは・・・”あまみ”と言います!!
「身体から甘み?」とか思っちゃいましたか?誤っても自分の身体は舐めないでください!甘みではありません!
あまみは、富山県の方言でして、同じ場所に温熱を繰り返すことでできる、網目状の赤みのことを意味する言葉です。また、模様が類似していることから、別名「火だこ」とも言われております。
よく、寒い日などにストーブの近くでずっといると、ストーブに一番近い身体の部分が真っ赤になり、次第に冷ましていくと、網目状になっていく現象がありますよね!?まさにあの状態です。ただ、ストーブなどは集中的に当たり過ぎているので、人によっては痒くなることもあります。サウナは全体的なため、痒くなることはありません。
あまみができる理由
ではなぜ、あまみができるのか。身体の構造を基に説明していきますね!
まず、皮膚が熱くなって来ると、身体は危険を感じて熱を逃がそうとします。その際に血管が拡張します。拡張すると、血管は皮膚の表面に近くなり、赤色が見えてきます。水に沈んだ物体が水面に浮かんでくると、物体はよく見えてきますよね?それと同じ現象です。
そして次に、水風呂による急速冷却です。サウナから出てすぐは、血管が拡張状態のため、皮膚は真っ赤です。その状態からすぐに水風呂に入ると、今度は身体が熱を確保しないといけないと察知し、血管を縮小させます。そうなることで、皮膚の表面に浮き出た血管が徐々に表面から離れていきます。
この時、血液がよく流れる部分は赤く、そうでない部分は薄くなることで、肌色と赤色の斑ら模様になるという仕組みです!
あまみが危険ではない理由
先程お話しさせて頂いた通り、サウナに入ると血管の収縮が起きるのは当たり前のことなのです。あなたが人造人間ではない限り、この赤い斑ら模様”あまみ”が出るのは、サウナにしっかり入れている証拠と捉えて良いでしょう!
人それぞれ皮膚の厚さも違うため、赤さが濃かろうが薄かろうが危険でもありません。もちろん、皮膚が薄い人の赤さは濃く、皮膚が厚い人の赤みは薄いでしょう。
他人と比べた時に「自分だけ真っ赤過ぎやせんか!」とか思っても、ご安心下さい。サウナにしっかり入れている証拠なのです。
あまみをしっかり出した後は、しっかり保湿
あまみが出たということは、サウナにしっかり入れていますよという合図です。しっかり入れたのなら、効果を最大限残したいものです。
サウナから出た後は、しっかり皮膚を保湿してあげてください。血管の収縮により、発汗もかなりしております。水分を失った皮膚は、乾燥の原因にもなります。しっかり、保湿クリームを塗りたぐってくださいね!!
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